オゾンは3つの酸素原子からなる化学物質であり、ドイツ人化学者によって1840年に発見されました。
ヨーロッパでは、ドイツで現在のオゾン発生器の原型が1957年に開発され、以来、実践的に市民権を得た治療法として、ドイツを中心にオーストリア、スイス、イタリア、さらには、ロシア、キューバ、イスラエルなど、また最近では、英国と、世界20カ国以上でさかんに行われています。日本ではそれほど市民権を得ていませんが、そこそこ行われるようになっています。
オゾン療法は、どんな状態の人にも用いられる効果的な治療法として海外では認知され、ています。
医療用オゾンは、常に純オゾンと純酸素の混合ガスであり、オゾン療法士(訓練を受けた医師)が患者にあった投与量を決めて施療を行います。医療用オゾンは、菌やカビを死滅させたり、ウイルスの活動を抑える働きなどがあることから、細菌性やウイルス性の疾患や、感染症の殺菌にも広く使用されています。
また、オゾンは血液循環を刺激する働きがあるため、循環不全の治療にも用いられていますし、これを低濃度で投与することにとり、患者の免疫力を高めるのに大変効果的です。しかも副作用はないといっていいレベルです。
ただし、オゾン治療では、オゾンガスを直接肺に入れないような治療が行われています。
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